たぬきエンジニア日記

神奈川の自社開発企業にてエンジニアをしているたぬきの日記。現在エンジニア歴は1年ほど。学習の発信を気ままにしている日記です。

就職決まりました!30代半ば、未経験者が内定をもらった時の知見まとめ

こんにちは、エンジニアとして就職を目指すタヌキです。 前回から間が空いてしまいました。。。

その間、個人で受けていたデザインの仕事が忙しかったり、ポートフォリオサイトに思いの外反響があったりで、忙しくしていました。

▼作成したポートフォリオサイトはこちら
Azumi's Portfolio Site

そして、ポートフォリオサイト公開から2週間経ったのですが、 その間、色々ありまして…。




…無事、内定を獲得できました!!!!

2日前に口頭で面接の通過をご連絡いただいて、
本日文章でも内定をいただいたので、 もう公表しても大丈夫だと思います。。。
結論から言うと、いわゆる求人媒体からの応募は一切せずに
全て友人から紹介いただいた会社と面談。

結果、
オファー3件に対し、
内定1件、
辞退2件

…と、かなり強気な就活の結果となりました。

同じ30代の就活仲間たちが数十社単位で応募をしていた中、 かなり特殊な結果となったと思うので、知見をまとめておこうと思います。

同じ30代の方々の参考になれば幸いです。





友達の紹介経由でしか企業に応募しなかった、その理由

まず、冒頭にも書きましたが、私はいわゆる求人サイト等からの応募は一切せず、
全て友人・知人の紹介で企業とつながりました。

ポートフォリオサイトの公開後、SNSFacebook)で友人限定で
「仕事を探しています」
と希望条件を書いて、呼びかけました。

いわゆる一般の求人サイトでの応募をしなかった理由は、


  1. 行きたい業種がはっきりしていてた、しかもかなりニッチだった

  2. 一般の求人媒体に応募をするのが怖かったから

  3. 過去に友人経由での仕事獲得に成功したことがあったから
    の3点です。

    応募する分野にこだわりがあり、しかもニッチな分野だった

    私の就職における関心分野は「ITスキル講習を通じたキャリア支援」でした。 (しかも、できれば社会的にしんどい立場にある人に対しての支援、という条件付き)

    就活での一番のこだわりはこの部分(業種)だったので、応募できる会社も数社に限られていました。

    また、これまでの仕事も同じ業種だったので、同じ分野の知り合いも多く、 一般の求人媒体で職を探すよりも友人・知人 経由の方が良質な求人に出会えると思いました。

    一般の求人媒体に応募をするのが怖かった

    2つ目かつ最大の理由は、同年代の友人・知人が就活にとても苦労していたためです。

    自分より優秀な人でも、
    30代というだけで書類選考が通らなかったり、
    面談に行っても拒絶されてしまったり、
    そもそも就活系イベントに行けなかったり。。。

    私より2〜3歳年下の彼・彼女たちでそうなので、 自分ではもっと扱いがひどいだろうな〜…と思ったのが一般的な求人媒体での応募を敬遠してしまった理由です。

    今思うと、1社ぐらい応募して世間を知ってもよかったなあと思いますが、 とにかく、体力的にも気力的にも自分には辛いと思ったので避けました。^^;

    厳しい中で戦い続けた友人たちは本当にすごいと思います!!

    過去に、SNSで仕事をくださいと呼びかけて成功したことがあった

    あとは、過去にSNSで仕事(デザイン系の案件)をくださいと呼びかけたところ、 予想以上の案件をいただいてしまったことがあり、 SNS就活、ひょっとしたら私に向いているのかも??
    と自信があったというのもあります。

▼その時の状況はこちら
ありがたいことに、お仕事をぽろぽろいただいてしまった。いただけた背景の考察とまとめ。 - エンジニアとして修行を積むタヌキの日記

友人経由の就活でよかった点

友人経由の就活でよかった点は、以下の3点です。

  1. 自分の人となりをよく知っている人から紹介してもらえる

  2. 企業も人柄を見てくれる、経験を評価してくれる

  3. 友人も働いている会社という安心感

まず、自分の人となりをよく知っている友人から企業を紹介してもらえるので、 働き方だったり職種だったりで、 自分のことをよく考えて理解してくださっているなあというオファーが多かったです。

また、企業も自分に興味を持った状況で会ってくれるので きちんとポートフォリオを見てもらえたり、 人柄を見てもらえたり、 経験を生かした仕事を提案してもらえたり、 様々な質問もフランクにさせてもらえたりと、

かなり有利な状況で選考を進めていただいたような気がします。

また、友人も働いている会社ということで、 極端に悪い労働条件の企業ではないという安心感もありました。

友人経由の就活で苦労した点

逆に、苦労をした点は、以下の通りです。

  1. 興味がないオファーが来た時が辛い

  2. 選考を辞退する時が辛い

まず、友人とのおつきあいがあるため、 インターネット等で収集できる情報を見て興味が持てなくても、 会いに行って面談をする必要があると思います。

私の場合は、その結果とっても良い企業に出会えたりもしたのですが、 (ただし、その企業は内定した企業ではありません) 興味がなくてもそれを悟られず、相手を不快にさせないで、お互い気持ちよく面談を終わらせるのは結構高度な会話のテクニックが必要だったように思います…。

また、オファーを断るときはさらに話を落ち着かせるポイントが難しかったです…。 例えるなら、告白を受けた状態で、 「ありがとう。あなたの事は好きだけど、これからも良いお友達でいてくれたら嬉しいな」
というお断りを、大人の言葉で(ビジネスライクに)うま〜くしなければならないような状況になります。。。

過去にお付き合いが長く、大変良くしてくれた友人や企業であればあるほど、それが難しい。。。。
今回はとても話の運び方が苦しかったオファーがありました…。

反省点

今回の就活で反省点があったとすれば、「応募の順番を間違えた」ということがあるかもしれません。

今回、本当は自分の中で応募をしたい企業が他にあったのですが、 それらには1件も応募をしませんでした。

チャレンジをしなかったことで後悔が残らなかったといえばウソになるので、ダメ元でも応募をしてから、友人にオファーを募ればよかったのかもしれません。

また、SNSで不特定多数の人に「お仕事をください」と呼びかけたのもあまり良くなかったかもしれません。

その結果、ありがたいことでもあるのですが、予想以上のお声かけをいただいてしまい、お断りをしなければならないケースも出てきました。

結果、どんなところに就職をしたか

そうして、私が就職をしたのは、
「就労支援スタッフ 兼 エンジニア」
という形で働く会社でした。

私だけでなく全員が就労支援スタッフを兼任か専任なので、他のエンジニアの方も同じような形で働いています。

特に、今までの業務経験から「就労支援スタッフ」としては即戦力になるというのが、採用にあたっての大きなポイントになったと思います。

100%エンジニアとしてバリバリできる会社ではありませんが、
自分でも、就労支援員としてすぐに活躍できる場があるのは嬉しかったです。

職種は違えど同じ業種でチャレンジしようと思っていたのがプラスに働いたと思います。

30代の方は、自分の経験が何かプラスになる職場を選ぶと、若い方よりも有利になることがあるかもしれません。


友人経由の就職にトライしてみたい人へ

30代も半ばで、無事未経験職種に転職ができて、大変嬉しいです。
この幸運を大切に、早く社会に貢献できるタヌキになりたいです^^
紹介してくれた友人には感謝がつきません♪

今回、就活を通して自分が築いてきた人脈のありがたさを大変感じました。


私は29歳まで教員をやっていて、
それまでは狭い世界で生きていました。 そして、友人も少ないタヌキでした。

また、20代の自分はとてもコミュ障で人間関係にもすぐつまづいてしまっていました。

そんな私ですが、30になった頃から少しずつ自分を変えるべくトライをしてきて、数年でこんなに人に恵まれる状況にまでなれました。

もし、今これを読んでくださっている方が20代なら、ぜひ会社の外に出て、積極的に社外人脈の構築を試みることをお勧めしたいです。

転職をしなくても、人生が豊かになりますし、
数年後、新しいことにチャレンジしたくなったときには、友人経由で就職先など色々な社会資源にアプローチできるようになっているかもしれません。

それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。
勤務開始は8月から。それまでのんびり勉強を頑張ろうと思います
明日寒い日が続いていますが、皆様御自愛くださいませ…